諸外国における障害のある子供の教育に関する情報(3)
◆国際連合障害者の権利に関する委員会による総括所見
2022年8月22日及び23日に第594回及び第595回会合が開かれ、日本の第1回政府報告が審査されました。9月2日に開催された第611回会合では、その総括所見が採択されました。その内容をご紹介します。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100448721.pdf(国際連合障害者の権利に関する委員会)
当研究所の紀要では、関連する調査資料として以下の論文を掲載しています。
○棟方哲弥(2024)障害者権利条約第 24 条の条文の解釈 -我が国のインクルーシブ教育システム構築に向けた国の施策立案の基本資料として-. NEW!
https://nise.repo.nii.ac.jp/records/2000007
○棟方哲弥(2023)障害者権利委員会一般的意見「インクルーシブ教育への権利」(General Comment No.4)ドラフト版を巡る議論-ドラフト版から採択版における主要な変更と公開された意見-.
◆「障害者の権利に関する条約」に関する情報
平成26年1月20日現在、国連総会において採択された「障害者の権利に関する条約」を署名した国は、158か国であり、批准した国は141か国となっています。諸外国における障害のある児童生徒の教育システムについての理解を深めるために、条約に関する情報を紹介します。
○国際連合「障害者の権利に関する条約」に関する正式ページ“enable”
ここでは条約本文、選択議定書の各国訳や関連する会議の情報に加えて、増加する最新の署名、批准の状況、批准に際しての留保条件などの情報が提供されています。(英文)
http://www.un.org/disabilities/
○「障害者の権利に関する条約」(外務省HP)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/page22_000599.html