事例タイトル
【12】特別支援学校(知的障害)に在籍する知的障害と自閉症を併せ有する中学部1年の生徒が、交流及び共同学習においてタブレット型端末を活用した事例
事例の概要
A生徒は、特別支援学校(知的障害)(以下、「B特別支援学校」という。)に在籍する、知的障害と不注意・多動性を伴う自閉症のある中学部1年生である。
A生徒は、一つのことに取り組んでいても、視覚や聴覚からの情報、環境の変化等にすぐに反応することが多く、また、行動の切替えに時間がかかる。
そこで、交流及び共同学習において、A生徒の注意がそれないよう、するべきことや注目点が明らかになるように、A生徒の担任と交流及び共同学習先のC中学校の担当教員、合理的配慮協力員の三者で協議を行い、A生徒が興味のあるタブレット型端末の活用を検討した。
A生徒は、交流及び共同学習において、交流先の生徒の前で社会見学の事後発表を行い、自信と達成感に満ちている様子が見られた。
在籍状況
特別支援学校(中学部)
学年
中1