事例タイトル
【13】正しい発音の仕方が身に付いていない小学4年生の児童に対する、言語聴覚士を活用した支援の事例
事例の概要
A児は、B小学校の通常の学級に在籍する小学4年生である。学力的には問題はないが、正しく発音できない音があり、サ行の発音が、シャ行やヒャ行の発音になったり、幼児言葉のように聞こえたりするため、A児自身も、人前で音読したり、発表したりすることに抵抗感がある。
本事例は、学級担任と合理的配慮協力員が連携して、A児が抱える困難さである発音について、言語聴覚士(ST)を活用し、支援を行った事例である。
A児は、言語聴覚士からの支援を受け、自分が苦手とする音の正しい発音の仕方を理解し、また、学校や家庭でも練習を積み重ねることによって、次第にサ行の発音ができるようになってきている。A児自身も正しく発音できるようになったという実感があり、児童朝会(委員会活動)では全校児童の前で堂々と発表することができた。
在籍状況
小学校(通常の学級)
学年
小4