事例タイトル
【19】特別支援学級に在籍する知的障害のある小学5年生の児童が、自信をもって活動に取り組むための合理的配慮
事例の概要
A児は、B小学校の知的障害特別支援学級に在籍する、知的障害及び広汎性発達障害のある小学5年生である。本事例は、A児が自信をもって活動に取り組むための合理的配慮を検討したものである。
A児は、活動の手順が理解できていれば安心して活動に取り組むことができるが、自信のないことや新しい場面になると、それができずに活動を止めてしまうことがある。このため、活動に入る前に視覚的に手順や方法を伝えて見通しをもたせる、必要に応じて手順カードを活用する、活動の内容や手順をペアやグループの下級生に教えたり指示を出してまとめたりするという経験を重ねた。これらの取組により、A児が手順を自分で確認しながら安心して活動に取り組み、更に、下級生と関わりながら活動を繰り返すことでA児が自信をもつことができた。
在籍状況
小学校(特別支援学級)
学年
小5