事例タイトル
【36】関係諸機関と情報を共有・検討しながら、A児(年長児)の支援を行った事例
事例の概要
A児は、B幼稚園に在籍する年長児である。活動の切換えが苦手で、集会や発表会などではじっとしていることが苦手なA児が、特性に応じた配慮を得ながら幼稚園生活の中で成長し、就学に向けて丁寧な準備を行っている事例である。
B幼稚園は私立であるがC市主催の研修会等への参加等、C市行政との協力体制を築き、個別の事例に係る相談も細やかに行われている。
A児については、年中から県の巡回相談、年長ではC市教育委員会の就学相談を重ね、さまざまな専門的な立場からの指導・助言を得てA児のニーズに応じた支援の在り方について協議を重ねてきた。「ここまでできたらOKのルールを決める。」、「個別の学習コーナーを設ける」などの配慮のもとで、一歩ずつ成長の姿を見せる一方、就学先であるD小学校では、学校長を核として安心して学校生活をスタートできるよう、幼稚園での配慮内容を共有したり、個別に体験学習の機会を設けたりしている。
在籍状況
幼稚園
学年
年長
障害種
情緒障害, ADHD(注意欠陥多動性障害)
キーワード
活動の切換え、OKルール、関係機関との情報の共有・検討
事例ファイル
備考1
備考2
備考3