事例タイトル
【45】肢体不自由と知的障害を併せ有する中学2年生の生徒の中学校における居住地校交流の取組
事例の概要
A生徒はB特別支援学校に在籍する中学2年生の生徒である。ソトス症候群であり、肢体不自由と知的障害を併せ有している。
本事例は、A生徒のC中学校における居住地校交流の取組についての事例である。
A生徒の学習の様子や移動等における支援の在り方について、事前に居住地校交流先の学級の生徒に知ってもらうために、「障害の理解」についての授業を行ったり、C中学校の特別支援教育コーディネーターから、全教職員に対して、A生徒の授業における合理的配慮の観点について伝えてもらったりすることにより、A生徒の居住地校交流をスムーズに行うことができた。また、授業の内容もA生徒の実態をふまえた内容で計画した。その結果、A生徒は、萎縮することなく最後まで居住地校交流に参加することができた。
今後は、C中学校とあらかじめ、交流に関する計画の擦り合わせを行い、B特別支援学校の年間の交流及び共同学習の計画との関連をもたせた取組を行いたい。
在籍状況
特別支援学校(中学部)
学年
中2