事例タイトル
【51】自閉症スペクトラムとADHDの診断を受けている小学1年生の児童の衝動的な行動や不安を解消するための合理的配慮の提供事例
事例の概要
A児は、B小学校の自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する自閉症スペクトラムとADHDの診断を受けている 小学校1年生である。A児は、自分の興味があること
には熱心に取り組むことができ、発想力もある。一方で、自分の思いどおりにならない時や興奮した時には、衝動的に行動することがある。
A児が衝動的に不適切な行動をしたときには、その都度、 因果関係とA児が不利益を被るということを分かりやすく説明している。また、A児が 不安を感じたり、失敗したり して 気持ちが不安定になる 時には、 そのサインを見逃さず、すぐにそばに寄り添い、A児の思いを把握して不安の解消を図るようにしている。さらに、A児が他の児童の手助けをする機会を大切にすることで、自尊感情を高めるようにしている。
このような取組のもと、A児は 生き生きと学校生活を送ることができるようになってきている。
在籍状況
小学校(特別支援学級)
学年
小1
障害種
自閉症, ADHD(注意欠陥多動性障害)
キーワード
衝動的な行動、注意集中、不安の解消、自尊感情
事例ファイル
備考1
備考2
備考3