事例タイトル
【56】学級担任とスクールカウンセラー等が連携した、広汎性発達障害の疑いのある小学2年生の児童に対する支援事例
事例の概要
A児は、通常の学級に在籍する小学2年生である。広汎性発達障害の診断を受けている。授業中に教室内を立ち歩いたり、教室外へ出て行ってしまったりする様子も見られる。また、他の児童とのトラブルも多くみられる。このような状況の中で学習に参加することが難しく、「注意される→嫌な気持ちになり反抗する→怒られる→教室を出て行く」などの問題行動がみられ、暴言等も多くなってきた。
そこで、大学教員からのA児がどのような時に問題行動が現れ、どのような時に適切な行動がとれるのかというデータを基に、学級担任とスクールカウンセラー、特別支援教育支援員、合理的配慮協力員等のA児に関わる関係者が連携し協力して、A児に対してソーシャルスキルトレーニング等の支援を行うとともに、スクールカウンセラーがA児の保護者に対して教育相談、支援を行った。
在籍状況
小学校(通常の学級)
学年
小2