事例タイトル
【65】自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する中学2年生の生徒への関係機関との連携をベースにした合理的配慮の事例
事例の概要
自閉症・情緒障害特別支援学級に在籍する高機能広汎性発達障害のある中学2年生のA生徒が、地域の関係機関から適切な支援を受けることにより、スムーズに登校できるようになった事例である。
A生徒は、B中学校入学当初は登校していたが、5月の連休後、欠席、遅刻、早退が増え、11月は全日欠席になってしまった。その後、出席する日はあっても、1日いることはできずに3月まで過ごした。その間、小学校の元担任、小学校特別支援教育コーディネーター、教育事務所指導主事、病院の臨床心理士、隣接する市の適応指導教室等と担任、校内の特別支援教育委員会が連携して本人への支援体制や教室環境等を改善してきた。今年度は、各関係機関の指導と昨年度の反省を生かし、支援体制をさらに整えた。その結果、4月よりスムーズに登校しているが、今後は、早退を減らし下校時間まで学習できるように支援していく必要がある。
在籍状況
中学校(特別支援学級)
学年
中2