事例タイトル
【67】広汎性発達障害と自閉症の診断を受けている小学5年のA児への登校支援の取組
事例の概要
A児は、B小学校の通常の学級に在籍する広汎性発達障害と自閉症の診断を受けている小学5年である。A児は、対人関係に不安があることや、初めての環境に対して苦手意識があることから、入学以来、週に1日、決まった時間に登校するだけであった。
小学5年になり、不登校の改善と人間関係の構築や学習面での遅れを取り戻すことに重点を置いた支援を実施し、A児の思いを尊重しながら、保護者や学校、放課後等デイサービス事業所、合理的配慮協力員が話し合い、A児に対する合理的配慮の検討を行ってきた。
A児の不安を取り除くために、A児が安心して学習できる教科の授業の参加から支援を始めたことで、A児は学校で過ごす時間が増えていき、支援を継続的に行った結果、A児は、毎日登校することができるようになった。
在籍状況
小学校(通常の学級)
学年
小5